怒り、悲しみ、楽しい、嬉しいなどの感情は
「あなたが、無意識に選んでいる」
そして
「意識的に、その感情を変えることができる」
というのはご存知でしょうか?
僕も以前は、自分の「感情」を変えるなんて
考えた事もありませんでした。
心理学のメソッドを使うと、それができるようになります。
自動車教習所で習う「かもしれない運転」
をご存知の方は多いかと思います。
「多分、大丈夫だろう」と自分に都合よく考えて、一方的に安全だと思い込み運転することを「だろう運転」と言います。
これが思わぬ事故につながる事例が多いのです。
「人が出てくるかもしれない」
「前の車が急に止まるかもしれない」
など自分が置かれている状況から、
その先のあらゆる「~かもしれない」を考えて運転することが「かもしれない運転」です。
この事例は「人は思い込みしやすい」ことを伝えています。
運転だけに限らず、日常でもこういったことをやりがちです。
「あの人があんな風に言ったのは、私を嫌っているからに違いない」
「あの態度は、あいつは絶対に俺をバカにしている」
そうやって、自分で勝手に決めつけて、
解釈してしまうことがあります。
人の仕草や振る舞いを見て、
反応してしまうことがあります。
だから、つい誰かの発言や行動に対して
「◯◯に違いない」という想いが湧いたときは
「今日は体調が悪いのかもしれない」
「家庭で何かトラブルがあったのかもしれない」
というような、自分が直感で思ったこと以外の
「◯◯かもしれない」を考えてみる。
そうすると、
反射的にイラっとして怒りそうになったり
落ち込んでしまったり、心配になったことが、
「思い込み」「勘違いかもしれない」ことに気づくきっかけになる。
気づくことで、違う気持ちに変わる。
もしあなたが、まわりの人の発言や行動に反応してしまったときに
「◯◯かもしれない」
一歩立ち止まって考えてみると、新しい発見があるかもしれません。
(写真は、先日銀座で撮ったNISSANの展示車。ワクワクするときこそ、思い込みによる事故には気を付けたいものです☆)