「多くの人が、話上手だから人との関係は得意だと思っている。対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない」(ピーター・ドラッカー)
僕は10年前は極度の人見知りでした。
友達と言えば、学生時代のサークル仲間が数人だけで、30代になってからは年に数回飲みに行く程度の付き合いでした。
社会人になると「利害関係」が邪魔をして純粋な友達ができない。
学生時代の友達が唯一、一生の友達になれると思っていました。
僕が34歳で転職をしたとき、はじめて「孤独」を実感しました。
独りで転職をして、新しい環境に入る。
まわりの人は知らない人ばかり。同期の仲間もいない。
会社によって文化も違う。人種も違う。
以前の会社で、どれだけ周りの人に僕は支えられていたかをその時になってはじめて痛感しました。
「このままではいけない」
そう思った僕は、社外の人ともっと交流ができるようになりたいと想い、結局、学生時代の友達と一緒に「異業種交流会」に参加しました。。
このときの僕は、独りで知らない人ばかりの”集まり”に行くことも出来ませんでした。
とにかく、初対面の人と話すのができない。
自己紹介するのがすごく苦手で、こちらから話しかけられない。
結局、紹介された数人と少し会話をして、
後は飲んで食べて、何となくその場にいるだけ・・
それでも、普段の生活では会うことのない異世界の方と名刺交換をするだけでも、少し嬉しい気持ちになっていました。
今思えば、その頃の僕にとって、初対面の人と話すときは
「僕なんて何か面白いことが話せる訳ではないし・・」
「僕は自慢できるような実績はないし・・」
「まわりの人が凄い人にばかりにみえる・・」
「ただの会社員です、って言うのが恥ずかしい・・」
そんな気持ちが先に出てきて、その場から逃げたくなる。そんな感じでした。
その後、「コミュニケーション」について多くを学び、自分が考え過ぎだったことに気がつきました。
人との会話は、そんな「ちゃんとした」ことを話そうとしなくていい。
普通の世間話でもいい。
相手の住まい、相手の好きなことを聴くだけもいい。
大切なのは
「相手の話をしっかり聴くこと」
「お互いの時間を共有すること」
これが分かっていなかった。。
接客業をしていたり、人と接するのが好きな人には「当たり前」のこと。
人に教えてもらって初めて、そのことが分かりました。
現代は、どんどん便利な社会になってきて、
「相手ときちんと会話」をしなくても、成り立つ沢山のサービスが提供されている。
一日中、誰とも会話をしなくても、普通に生活できてしまう。
だからこそ、現代は人とのコミュニケーションで悩む人が多いのだと思います。
人は多かれ少なかれ皆「人見知り」はします。
そこに引け目を感じる必要は無いと思います。
芸能人でも人見知りは意外と多いと聴きます。
コミュニケーションは、行動としては小さな違いであっても、相手との関係には大きな違いを生むことが多々あります。
改善していくには、「素直に話せる仲間」がとても大切です。
家族や身近な人には話せないことも、
普段は会わない仲間だからこそ話せることもある。
お互いに「私はこうしているよ」ってアドバイスし合えると、日常生活にすごく生きる。
コミュニケーションに悩んでいるなら、独りで考えて解決できる訳がありません。
コミュニケーションは相手があってのものですから。
ぜひ、自分の想いを素直に伝えられる仲間を作って、より良い毎日にしていきましょう♪
(写真は7年前に行った、長野県の地獄谷温泉にて。猿が温泉に入りながら、お互いに寄り添う姿はとても微笑ましいものでした☆)
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