「相手を説得する場合、激しい言葉をつかってはならぬ。結局は恨まれるだけで物事が成就できない」
(坂本龍馬)
人に何かをしてもらいたい、成長してもらいたい時は
説得するよりも、教えるよりも、気づいてもらう方がいい。
だから最近は「質問」する大切さの話をよく聞きます。
確かに、「自分の考えを相手に押し付ける」ことはあまりうまくいきません。
ただし、人間関係の会話において質問が相手との関係をこじらせる場合もあります。
「何で私の気持ちを分かってくれないの?」
「あなたは私と会いたくないの?」
こんな質問をしてしまうと、相手を責めて、関係を悪くする場合があります。
言われる立場になれば、分かるのですが、
感情的になるとつい、言ってしまいがちです。
その時は、素直に
「自分がどう思ったか」
「自分がどう感じたか」
「自分はどうして欲しいか」
を伝える方がずっといい。
「私はあの時、すごくつらい気持ちだったの」
「私はもっとあなたに会いたいの」
そう言われると相手は、反発する気持ちよりも、共感したり、
自分の行動を変えようと考えてくれるようになります。
相手に感情をぶつけるのではなく、相手に気づいてもらうために
ただし、いつもいつも自分のネガティブな感情ばかりを
相手に伝えると、相手も受け入れる余地が減ってきます。
ネガティブな感情ばかり感じて、発言しているなら
あなたは今、「バランス」を保てていないことになります。
プラスとマイナス、光と影、表と裏はセットで存在する。
だから感情もポジティブとネガティブがあって当然。
でも、いつもネガティブな感情ばかり感じているなら
「ポジティブな感情」に切り替える方法を学ぶと、日々の充実度が変わってきます。
世界はバランスでできています。
それを意識して、「今、バランスが偏ってるな」と気づけば
あなたが日々に感じる感情も変わってきます。
だからもし、あなたが今、
「苦しい」「悲しい」「つまらない」「やる気が出ない」
などのネガティブな感情が多いな、と感じているなら、
自分に問いかけてみてください。
「今日私は、どうすればもっと幸せな気持ちを感じて過ごせるだろう?」